2008年 11月 09日
昭和の名建築とバロックダンス
お仕事の移動中などに時々前を通る綿業会館。
以前お取引先の展示会で建物の中に入った事はありますが、
今日は館内の大会場で、ゆっくりと音楽・舞踏を楽しんできました。
リコーダー、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ(私の従姉妹です♪)の演奏と、
湯浅宣子氏のバロックダンス。
ダンスは勿論、衣装も本当に美しかった。
会場内の写真撮影がNGだった事がとても残念。
はるか昔の宮廷の楽しみを、
大阪の喧騒を忘れさせてくれる華麗な昭和の名建築で体験できました。
相変わらず拙い写真ですが、玄関ホール付近のみ少し撮ってきましたので
よろしければご覧下さい。
綿業会館の設計者【渡辺 節】氏は、
昨年10月にアンサンブル・トリーヌさんの演奏会で
demi:y(ドゥミ・イグレック)のアクセサリーを展示した会場、
【旧乾邸】の設計者でもあります。
残念ながら、旧乾邸は今は演奏会では使用できないそうです。
定期的に開かれていたアンサンブルトリーヌさんの演奏会と、
その際の邸内見学が楽しみだったのですが・・・。
昨年の旧乾邸でのアクセサリー展示の模様は、こちらからご覧いただけます。
*2007・10・8 旧乾邸 vol.1
*2007・10・8 旧乾邸 vol.2
バロックダンスは貴族社会の衰退とともに、一度は姿を消したそうです。
ですが残された資料の研究により、現代に再現されたとの事。
ルネッサンスやバロックの音楽・ダンスも、素晴らしい昭和建築も
いつまでも消えることなく残って欲しいです。
芸術や建築などのように大きな事だけでなく
身の回りのこと、個人的なことでも
本当に大切なものはきちんと残していかないと、
壊した後で、手放した後で後悔することもしばしば。
・・・という事は、大切に残していくためにも
生み出す時点で、手に入れる時点で、
ある程度自分で責任をもたなければいけないのでしょうか。
でも、消費時代に生きている私には難しい。
考えがまとまらないので、この辺で。
でも、考えないといけない事ですね。
今日は宮廷の余韻を楽しみます。
by yuquik-demi
| 2008-11-09 00:00
| 【ART・音楽・映画・舞台】
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